タオルのお手入れ方法をどれくらい知っていますか?
当社のタオルソムリエがふわふわ感を長持ちさせる洗濯術を伝授!
新しいタオルの使い始めから干し方のコツ、タオルのゴワつきや臭い対策、柔軟剤の正しい使い方まで毎日のタオルのお手入れに役立つ情報を、わかりやすくまとめました。
ふわふわタオルは洗濯とお手入れでしっかり守る
タオルは毎日の生活に欠かせないものですが、つい無意識に洗ってしまいがち。
実は、どんなにふわふわの上質なタオルでも、毎日の洗濯や扱い方次第でゴワゴワになってしまいます。
タオルは消耗品のため永遠に同じ風合いを保つということは難しいですが、タオルに合う洗濯やお手入れをすることで、ふんわりとした触り心地を長く楽しむことができます。
タオルを長持ちさせるために、簡単にできるお手入れや洗濯術をみていきましょう!
新しいタオルは水洗い洗濯が大切!
新しいタオルを使い始める時にぜひ試していただきたいのが、最初に「水だけで洗う」ひと手間です。
新しいタオルなのになぜ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんがちゃんと理由があります。
タオルはお届けした時点でもふんわりとした風合いはありますが、一度水洗いすることでパイル(ループ状の糸)がさらに立ちあがり、一層ふっくらとした肌ざわりに。
また、水洗いで細かな毛羽が取り除かれて、より気持ちよく使い始められるメリットも。
このときのポイントは柔軟剤を使わないこと。
柔軟剤を使ってしまうとパイルが立たず本来の肌触りが損なわれてしまいます。
タオルのやわらかな風合いをを引き出すために、まずは水だけで優しく洗ってみてくださいね。
タオルのふわふわ感をキープする洗濯方法5選
水量は多めに設定して洗おう
タオルを洗濯する時は、タオルを長持ちさせるためにもたっぷりの水で洗うことがおすすめ。
つい節水モードを使いたくなりますが、タオルのふわふわ感を保つためには通常モードがおススメ。
なんと、水の量が少ないと洗濯物同士がこすれ合い、タオルのパイルが傷んでしまうからです。パイルが傷んでつぶれてしまうと、ゴワゴワとした手触りになってしまいます。
たっぷりの水で洗えば、ふんわり感を守れるだけでなく、汚れがしっかり落ちて、汚れの再付着も防げるなど嬉しい効果がたくさん。
少しの工夫でタオルの使い心地が変わってきますよ。
タオルに柔軟剤は逆効果?「ゴワついたら少量」が正解
タオルのふわふわ感を長く保つためには、柔軟剤はなるべく控えるのがおすすめです。
柔軟剤は繊維をコーティングして手ざわりをよくしてくれますが、タオルの場合、その膜がパイル(ループ状の糸)を押しつぶしてしまいます。
パイルがつぶれるとタオルのふんわり感がなくなるだけでなく、吸水性が下がったり、毛羽が落ちやすくなったりする原因にも。
基本的にはタオルには柔軟剤は使わないことがおすすめ。
使用する場合はゴワつきが気になった時に少量使う程度に抑えましょうね。
洗濯ネットでタオルの繊維を守ろう!
タオルを洗濯する際、洗濯ネットを使うひと手間を。
洗濯ネットに入れることで洗濯物同士の絡まりを防いで、摩擦によるパイルの傷みを減らすことができます。
毛羽落ちや生地の劣化も起こりにくくなるのでタオルの負担がぐっと少なくなりますよ。
洗濯ネットはドラッグストアや100円ショップなど身近なお店で手に入るので、すぐに取り入れやすいお手入れとしておすすめです。
お気に入りのタオルを長く心地よく使うためにぜひ試してみてくださいね。
色落ち防止は「蛍光増白剤・漂白剤」を避ける
タオルの色落ちを防ぐには、蛍光増白剤や漂白剤を避け中性洗剤を使うことがおすすめです。
蛍光増白剤は生地に白さをプラスする働きがありますが、色付きのタオルに使うと本来の色がくすんで見えたり、色褪せたような仕上がりになってしまいます。
また漂白剤は、染料を分解する力があるため、色落ちやまだらな色むらを起こす可能性もあるので、使う際は注意が必要です。
色をきれいに保つためにもぜひ覚えておいてくださいね。
洗濯後はすぐに取り出して干そう!
洗濯が終わったら、できるだけ早く洗濯槽から取り出して干しましょう。
湿ったままにしておくと、タオルに雑菌が繁殖しやすくなり、嫌な臭いの原因になってしまいます。
さらに風通しの良い場所に干して、短時間でしっかり乾かすことも清潔に気持ちよく保つポイントです。
少しのタイミングの差で変わってくるので、ちょっとだけ意識してみてください。
干し方で変わる!タオルのふわふわ感を守るコツ
タオルの干し方のポイントを自然乾燥と乾燥機を使う場合に分けてお伝えします。
自然乾燥をする場合のタオルの干し方
自然乾燥のメリットはタオルの繊維が傷みにくくなることです。
さらに干すときのポイントは干す前にタオルを10回程度しっかり振って干すこと。パイルが立ってふわふわと心地よい肌ざわりに仕上がります。
また外干しする場合は直射日光をさけ、風通しの良い日陰で干してくださいね。
直射日光が強いと紫外線の影響で生地がごわついたり、色褪せたりしてしまいます。殺菌効果のため日向に干したい場合は短時間に抑えるようにしましょう。
それに加えて、風通しの良さも大切です!
室内干しの場合は、サーキュレーターなどを使って効率よく風を当てるようにしてみてください。
タオルを乾燥機で乾かすときのコツ
乾燥機を使うメリットは短時間で乾くことです。
乾燥機を使うと生地が傷むのでは?と心配されるかもしれませんが、低温・短時間の設定を守れば繊維のダメージは防ぐことができます。
時短のために一気に仕上げる方法もありますが、途中から自然乾燥に切り替えるひと手間を加えるのがおすすめ。
80~90%程度乾いたところで乾燥機から取り出して、仕上げは自然乾燥にすることで、乾燥のしすぎを防ぎ、縮みやタオルが硬くなることを抑えることができますよ。
自然乾燥に切り替えるときには、タオルを振ってパイルを立たせてから干すこともお忘れなく。
タオル洗濯でよくある悩みQ&A|におい・ほつれ・水量など
タオルの洗濯やお手入れにまつわる疑問の中から、特に知っておいていただきたいポイントをQ&A形式で解説します。
Q.タオルの臭いを消したい!簡単な解決方法は?
A. お気に入りのタオルから嫌な臭いするようになってしまったらショックですよね。
さらにタオルに一度臭いが定着すると、通常の洗濯だけでは落ちにくいことが多いです。しかしほんのひと手間で臭いを消すことができますよ。
それは、酸素系漂白剤やお湯につけ置きすることです。
タオルの臭いの主な原因は雑菌の繁殖によるものがほとんど。つけ置きで雑菌をしっかり分解・除去することで効果的に臭い問題を解決することができます。
ただし、素材によっては適さない場合もあるため、必ず洗濯表示を確認してから行ってください。
OSTD plus のタオルは40℃限度での洗濯標準洗いができ、酸素系漂白剤の使用も可能なので匂いが気になる時でも安心してお手入れをしていただけます。
また、今後臭いを発生させないために、濡れたままの放置や生乾き状態のままにしないようにすることも大切です。
Q. パイルの糸が伸びた時の対処法は?
A. タオルを毎日使っているとパイルの糸がほつれて伸びてしまうことがあります。そんな時は伸びたパイルの根元をハサミで切ってください。
伸びたパイルを元の状態に戻すことはできませんが、それだけで見た目が整い、これ以上のほつれを防ぐことができますよ。
無理に引っ張ると繊維を傷めたり、ほつれが広がったりする原因になってしまうので避けてくださいね。
Q. タオルの洗濯は水量多めがいいってホント?
A. 本当です。洗濯機には節水モードもありますが、タオルの洗濯は「標準」もしくは「多め」でゆったり洗うことがおススメです。
タオルは繊維が密集しているので、生地同士がこすれやすく、摩擦による傷みが起こりやすい特徴があります。繊維を傷めないために効果的なのがたっぷりの水で洗うこと。
水量が多いと摩擦をやわらげ、生地の傷みを軽減してくれます。さらにたっぷりの水で洗うと汚れもしっかり落ち、洗剤残りを防いでくれるメリットも。
たくさんの水でゆったり洗うとパイルが立ちやすくなり、吸水性やふわふわ感の維持にもつながりますよ。
タオルソムリエ直伝!今日から始めるふわふわ洗濯術
今回ご紹介したタオルソムリエ直伝の洗濯術はいかがだったでしょうか。
お気に入りのタオルを長く使うために、できそうなところから、ぜひ試してみてくださいね。
例えば「タオルを10回程度、振ってから干す」といったプラスワンのひと手間で、タオルは見違えるほどふんわり。
ほんの少しの工夫で、気持ちよさがグンとアップするのでお得な気持ちになりますよ。
毎日使うものだからこそ、大切に。ふわふわのタオルで心地よい毎日を。OSTD plusはそんなタオルライフを応援しています!
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