今年も残すところあとわずか。
新しい年を迎えるにあたって、一年間頑張った自分と暮らしを支えてくれた住まいを整えることは、新しい幸運を呼び込むための大切な儀式です。
「大掃除がすぐには出来ない…」
そんな時は、身近なものを新しくすることから始めてみては?
特に、毎日私たちの肌に触れるタオルは、古い「気」をリセットするのに効果的ともいわれています。
この記事では単なるモノの入れ替えでは終わらない「タオル習慣」を取り入れて、新年を清々しく迎えるための秘訣をご紹介します。
なぜ年末?タオルを新調すると運気が上がると言われる理由

大掃除やお正月の準備をすることは、大掛かりで大変なイメージが強く、つい後まわしになってしまいませんか?
そんな時には、まず「タオルの入れ替え」から始めるのがおすすめです。
片付けに比べてハードルが低く準備も簡単なので取り掛かりやすく、スッキリ整った気持ちになりますよ。
さらに、タオルを新調すると新しい幸運を呼び込むと言われているんです。
歴史を紐解くと、古くは江戸時代から新年に一年の健康や幸運を願う気持ちを込めて身の回りの物を新調する文化がありました。
『新しい着物で気持ち新たに』
『新しい箸で新年のご馳走をいただく』
こうやって、年の神様を清らかな状態でお迎えしていたんですね。
現代の私たちなら、毎日素肌をぬぐう「タオル」で取り入れてみてはいかがでしょうか。
- まだ使えるけれど、心地よくはない…
- 我慢できなくはないけれど…
と、ついつい替え時を迷ってしまいがちなゴワゴワや色褪せのあるタオル。
これを機に「お正月は新しいタオルで迎える」と決めてしまうのも素敵な習慣です。
心地のいいタオルに包まれれば、きっと幸運も舞い込んでくるはずです。
タオルの替え時はいつ?寿命を見極める3つのサイン
「まだ使えるし…」と迷ってしまうのがタオルの交換時期ではないでしょうか。
つい後まわしにして、替え時を過ぎてしまうと、肌触りが悪いだけでなく衛生的にも心配です。
新年などの区切りにタオルの入れ替えをすると決めておくのも一つの手ですが、日ごろからタオルの状態をみて、入れ替えをしていくのが理想です。
感謝の気持ちを込めてタオルとお別れするために、次にあげる3つのことを参考にしてみてくださいね。
【肌触りの変化】ゴワゴワ&吸わないは限界の合図

✅買った頃のふわふわ感がなくなった
✅洗濯しても、ふわふわに戻らず、硬いままだ
✅顔や身体を拭いた後も、肌に水分が残る感じがする
こんな風になっていたら買い替えのサインです。
タオルは毎日使うものなので、心地よさが大切です。
気持ちいいなという心地よさを感じられなくなってしまったら、タオルのお役目は終わってしまったと言えるので、新しいタオルにバトンタッチしたいですね。
【見た目の変化】色褪せ・ほつれ・薄さは寿命のサイン

✅ 色が褪せて、くすんできた
✅ タオルの端(ヘム)がほつれてきた
✅ 全体的に薄くなり、透けて見えるような気がする
色褪せは、紫外線や繰り返しの洗濯で起こります。
色褪せ自体は衛生的に何も問題はないのですが、洗い立てであってもどこか清潔感に欠ける印象を与えてしまいます。
洗濯の摩擦によって、タオルの端の縫製部分が波打つようにヨレたり、糸が飛び出したりし始めた時も同様です。
ただ、単なる色あせではなく、落としきれなかった汚れによる「くすみ」の場合もあるので、他に気になるサインがないかもチェックしてみてくださいね。
また、全体的に薄くなったタオルは吸水性が悪く、摩擦も大きくなるので、肌の健康を守るためにも潔く新しいものへ交換をしましょう。
【臭いの変化】見えない雑菌が出すSOSサイン

✅ 洗濯も乾燥もきちんとしたのに、少し酸っぱいような生乾き臭がある
✅ 顔を拭いた瞬間に、嫌な臭いがする。乾いているときは感じなかったのに…
✅ 漂白して臭い対策をしたんだけど…嫌な臭いが消えない
タオルのお手入れを毎日しているのに、臭いが気になりはじめたら要注意!
長い間愛用していると、タオルの繊維は少しずつ摩耗して、新品の頃には落とせていたはずのわずかな汚れが落としにくくなってしまいます。
その汚れが繊維の奥に残っていると雑菌の繁殖につながってしまうという悪い連鎖が。
繊維の奥深くに「バイオフィルム」という雑菌の巣ができてしまうと、通常の洗濯では落としきれなくなってしまいます。
衛生面からもタオルの「お役目終了」の合図です。
買い替え前に試して!タオルの困りごと改善テクニック
「もう買い替えようかな…」でもその前に試してみたい改善テクニックがこちら。
タオルの風合いを長持ちさせるためのお手入れガイドをご用意しています。
👉ゴワゴワになったタオルの改善方法はこちらです。
※上記のテクニックでも改善しない場合は、感謝の気持ちを込めて、新しいタオルに交換してくださいね。
古いタオルのサステナブルな活用法「感謝を込めて、美しく手放す」
タオルを入れ替えるとき、お役目を終えたタオルも大切な資源です。
ただ廃棄してしまうのではなく、最後まで感謝して使い切るアイディアをご紹介します。
年末の大掃除に利用してスッキリ

古いタオルは、掃除用の布(ウエス)として色々な場面で活用できます。
特に掃除をする時にウエスがあると、とても便利なんですよ。
【ウエスの利用例】
- 窓のサッシの埃とり
- 結露とり
- 棚などの埃取り
- コンロ周りの油汚れ
- 床やタタキの拭き掃除
上記以外にも、お風呂場の水拭き用のクロスとして利用する方法も。
ウエスにする時、小さくカットして使う場合は手芸用のはさみでカットするとガタガタになりにくく切りやすいです。
タオルの性質上、ハサミで切ると糸くずがでやすいので袋や新聞紙などの上でカットすると安心です。
タオルを切らずそのまま一枚でウエスとして利用するのも実はおすすめ。
汚れたら折り込んで、面を変えながらどんどん掃除を進めていくと時短になりますよ。
大掃除の時にぜひ試してみてくださいね♪
湿気取りなど暮らしのお助けアイテムに

他にもタオルの再利用方法はまだまだあります。
- フライパンやお皿の油汚れ取り
- 靴箱の湿気取り
- ペットのケア用
- 緩衝材として利用
シチューなど脂分の多いものが付いた鍋やお皿を洗う時に、洗う前にサッとウエスで一拭きして汚れを落としておくと、べたつかず、洗剤も少量でスッキリ洗うことができますよ。
ペットのお散歩後の足ふきタオルとして利用するのもいいですね。
タオルの吸水性などをいかした再利用方法としては、靴箱の簡易的な湿気取りにも使えます。
雨の日や湿気が多い日は、古いタオルをサッと丸めて靴箱にいれておくといいですよ。
一日経ったら、湿気を吸ったタオルを取り出して乾かしてくださいね。
乾かしたタオルは再利用できますが、数回使った後は、そのまま処分するのが衛生的におすすめです。
また、雨の日に濡れた靴やバックをサッと拭く用に玄関脇などに古いタオルを用意しておいても。
他にもバックや革靴、家電などの保護用の緩衝材として利用する方法もありますよ。
ぜひ色々試してみてくださいね。
寄付をして社会に役立てるという選択

また、個人で利用する以外にも、寄付をして社会に役立てるという選択肢もあります。
動物保護団体や一部のNPO団体では、古タオルの寄付を募っている場合があるので、お住まいの地域で探してみるのも素敵な選択です。
資源を守るために、不要になったタオルを回収してリサイクルする取り組みを行っている企業もあります。
処分に迷ったときは、ご自身の暮らしに合う方法を調べてみるのもいいですね。
新しいタオルのふわふわキープ術と美しいタオルの見せ方

新しいタオルに入れ替える前に、少しだけ手間をかけると本来の吸水性と柔らかさを最大限に引き出すことができます。
新年を気持ちよく迎えるために、簡単にできるひと手間をご紹介します。
使い始める前にたっぷりの水で洗う
おろしたてのタオルは繊維が寝ている場合もあるため、タオルだけをたっぷりの水で洗います。
その時は柔軟剤や洗剤は不要で、40℃くらいのぬるま湯で洗うとより効果的です。
そうすることで本来の吸水性がより一層引き出されます。
タオルをふわふわにする鍵はパイル!
洗いあがったタオルはパイルが寝てしまっている状態なので、これをしっかり起こすことで、極上のふわふわ感を生み出します。
脱水が終わったタオルの両端を持って、タオルを10~20回大きく振ると、パイルが立ち上がり、乾いた後のボリュームが劇的に変わるのでぜひ試してみてくださいね。
タオルの心地よさを保ちながら美しく使い続けるコツは、こちらの取扱いガイドにもまとめていますので、ぜひご覧ください。
OSTD plus タオルの取り扱いガイド|よくあるQ&A付き
タオルを美しく見せる「ホテル折り」
ふわふわになったタオルをより一層美しくみえるたたみ方で、空間ごと美しくしつらえましょう。
見た目がすっきり!タオルの端(ヘム)が見えない「ホテル折り」の方法

- タオルを裏向きに広げ、長辺を真ん中に向かって1/3折ります。
- 反対側の長辺も中央に向かって重ねるように折ります。
- 次に短いほうの両端を中央線に合わせ折ります。
- さらに折った面を重ねたら完成!
⭐形を整え折り目(輪)が見えるように棚に並べると、整って美しいです。
⭐OSTD plusのタオルの場合は、ラインが見えるように重ねて折るだけでもおしゃれでかわいいのでおすすめです。自分らしく、心地よく暮らすための「タオル習慣」
「お迎えして、育て、感謝して手放す」
これは、OSTD plusが大事にしている「タオル習慣」です。
毎日素肌にふれるタオルと丁寧に向き合う時間。
お気に入りの一枚を「お迎えする」
愛情を込めて「育てる」
役目を終えたら「ありがとう」と手放す
そんな、タオルとの心地よいお付き合いのことです。
タオルとは毎日使うだけの「モノ」ではなく、あなたの暮らしにそっと寄り添って心地よいリズムを作ってくれる大切な存在だと思っています。
タオルは単なる消耗品ではありません
⭐「なんとなく」ではなく「これが好き」で選ぶこと。
それは、自分の心地いいという感覚を大切にするという小さな自己肯定になります。
⭐愛着を持ってお手入れをすること。
手間をかけた分だけタオルはふんわり柔らかく応えてくれ、長く使うこともできます。
もちろん、心に余裕がなくタオルが乱雑に散らかってしまう日もあると思います。
そんな時こそ、あえて丁寧にタオルをたたむ時間を作ってみてください。
ふんわりとしたタオルに触れ、折り目を揃えていると、不思議と心のもやが晴れるようなスッと整った感覚になりますよ。
モノを丁寧に扱う所作は、部屋の空気を清々しく変え、そこにある暮らしそのものを美しく磨き上げてくれる小さな魔法です。
⭐自分のお気に入りを、最後まで慈しみながら大切に使うこと。
そんな「タオル習慣」の積み重ねは、これからの人生をより自分らしく、心穏やかなものへと変えていってくれるはずです。
まとめ|お気に入りの一枚を選んで新年を。

「タオルの替え時はいつだろう?」
ゴワゴワした肌ざわりや、ふとした瞬間に嫌な臭いが現れたら、衛生面でもタオルの入れ替えをおすすめしたいタイミングです。
ただ、その見極めに迷ってしまうなら、交換時期をあらかじめ決めておくという方法も。
例えば今回お話した「新年には新しいタオル」というように時期を決めていると、替え時に悩むストレスから解放されて、気持ちも軽くなりそうです。
感謝を込めて古いタオルを手放し、丁寧に新しいものをお迎えすれば、気分もスッキリ!新しい運気を呼び込んでくれそうですね。
OSTD plusのタオルがあなたの晴れやかな新年と、これからの心地よい「タオル習慣」のお手伝いが出来たら嬉しいです。
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