タオルを毎日使って洗ってを繰り返していると、ゴワゴワになってきた…
「柔軟剤を入れているのにどうして?」と感じたことはありませんか?
柔軟剤の使い方や洗濯方法によっては、タオルが逆に硬くなってしまうことがあるんです。
今回は、タオルがごわつく原因と、やわらかさを復活させる見直しポイントをお伝えします。
忙しい日々の中でも、毎日の洗濯を少しだけ変えて【タオルのふわふわ感】をよみがえらせてみましょう。
タオルがごわごわする主な原因

洗濯後のタオルは、いくつかの要因が重なってごわごわとした硬い感触になってしまうことがあります。
代表的なものは、次の3つです。
- 柔軟剤の使いすぎで吸水性が低下している
- 洗剤や柔軟剤の成分がしっかりすすげていない
- 干す環境が悪く、繊維がつぶれてしまっている
タオルのふんわり感は、繊維1本1本のあいだに空気を含む構造によって保たれています。
この空気の層がつぶれてしまうと、肌あたりが硬くなり、ふわふわではなく「ごわごわ」感を感じやすくなります。
洗濯時に柔軟剤を入れてもごわごわ感が改善しない理由

柔軟剤はもともと、繊維の表面をコーティングして摩擦を減らす役割があります。
しかし、使いすぎるとコーティングの膜が厚くなりすぎて、タオル生地自体の吸水性を妨げることに。
吸水しづらくなったタオルは乾きにくく、湿った状態が長時間続くことで、より硬さが目立つようになります。
柔軟剤を正しく使うために押さえたいポイント3つ
タオル生地の吸水性を邪魔しない柔軟剤の使い方・工夫はこちら。
- 毎回ではなく、2〜3回に1回の使用が理想
- 新しいタオルは最初の3回ほどは柔軟剤なしで洗う
- 香りや成分が強すぎないシンプル処方の柔軟剤を選ぶ
柔軟剤は「使えば使うほど良い」ものではなく、繊維の呼吸を邪魔しないバランスが大切です。
柔軟剤の選び方と正しい使い方

ふわふわ感を復活させるためには、柔軟剤の選び方と使うタイミングを見直すことがポイントです。
柔軟剤の選び方
柔軟剤を選ぶときは、成分や香りにも注目してみましょう。
植物由来やノンシリコン処方など、吸水性を妨げにくいタイプがおすすめです。
また、香りが強すぎるものは油分で繊維をコーティングしやすいものになっています。
無香料タイプや微香タイプを選ぶと安心です。
「タオル専用」や「吸水性キープ」などの表示がある製品も、ふわふわ感を長持ちさせてくれます。
柔軟剤の上手な使い方
- 投入量は規定どおりに(多くてもやわらかくはなりません)
- すすぎのタイミングで投入(洗剤と一緒に入れない)
- 洗濯槽を定期的にクリーニング(残留した柔軟剤の成分が硬さの原因に)

洗濯槽のクリーニングは月1回程度、ドラム式洗濯機の場合は黒カビ発生のリスクが高いため3週間に1回程度がおすすめです。
特にドラム式洗濯機の場合は、柔軟剤が衣類に均一に行き渡らないことも。
洗う際にぬるま湯を使ったり、仕上げにすすぎを1回多くするだけでも、吸水性とやわらかさのバランスをとりやすくなります。
タオルのおすすめ洗濯方法については、こちらの記事もぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。
ふわふわ感をキープする洗濯方法と乾燥時の工夫

柔軟剤をいつもより少なくすることで、よりごわごわにならないか心配になりますよね。
でも大丈夫。洗濯後に干し方や乾燥の工夫をすることで、タオル本来のふんわり感を保つことが可能です。
干す前のひと手間
- 洗濯後、タオルを10回程度しっかり振る
- タオルを広げて干す(折り重ねない)
- 室内干しならサーキュレーター+除湿機を活用
こちらの工夫をプラスすると、乾いたあとのタオルの肌ざわりはかなり違ってきます。
乾燥機を使う場合は「短時間仕上げ」(10分前後)がおすすめ。
完全に乾く前に取り出し、仕上げに自然乾燥をすることでふんわり感が長持ちします。
OSTD plusのタオルが“ふわっ”としている理由

OSTD plusのタオルは、植物由来のバイオマス素材「テラマックⓇ」を使用。
空気を含みやすい構造で、乾いたあとも自然なやわらかさが持続します。
さらに、OSTD plusのタオルは今治タオルと同水準の品質検査を通過した上質な素材を採用。
タグや縫い糸にもプラスチックを使わず、人にも環境にもやさしい設計にこだわりました。
日々の洗濯でもへたりにくく、使うたびにふわっと包み込むような心地よさを感じていただけます。
fuwafuwaシリーズの商品一覧はこちら
mocomocoシリーズの商品一覧はこちら
OSTD plusのタオル品質についてはこちらの記事もぜひご覧ください。
OSTD plus の誕生秘話。取り合いになるタオルのひみつ
fuwafuwaシリーズとmocomocoシリーズって何がちがうの?
まとめ:ごわごわになってもひと工夫でタオルが復活!
もしタオルがごわごわになってきても、柔軟剤の使い方や乾かし方を少し工夫すれば、ふわふわ感を復活させることが可能です。
いつものお洗濯に、ぜひ取り入れてみてくださいね。
① シンプル処方の柔軟剤を選ぶ
② 柔軟剤を毎回使わない・使用頻度は「2〜3回に1回」がおすすめ
③ 干す前に振る・風を通す
④ 洗濯時のすすぎを多めに・洗濯機のクリーニングも大切